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回転 / 1961年 イギリス (日本語字幕)  










【解説】

 原題: THE INNOCENTS

 田舎の屋敷に住む子供の面倒を見ることになった家庭教師・ギデンス。住み込みで働くことになった彼女の前に、ある日見知らぬふたつの人影が現れる。

 ヘンリー・ジェイムズの原作小説である『ねじの回転(The Turn of the Screw)』を「年上の女」のジャック・クレイトン監督が映画化した英国怪奇映画の秀作。
 原作の雰囲気を壊さぬように配慮された脚本、墨絵のように美しい撮影、心理描写の優れた描き方等々、第一級品の心理ミステリーに仕上がっている。
 また、優れた演出と映像で丁寧に織り込まれた恐怖感は、「たたり」(1963)に似た質感を放っている。

 そして、本作の印象的な撮影は後にブリティッシュ・ホラーを数多く監督したことで我々には馴染みの深い怪奇映画の御大フレディ・フランシスが務めている。

 本作では、映像が繊細で、じっくり見せる作品近年の映像重視の残酷ホラーとは一味違う怖さがありホラー映画だというのにどこか優しい雰囲気で、美しい映像に引き込まれていく。モノクロ画面によるムード醸造と、幽霊を描いたさりげない恐怖演出は一見の価値有り!

 主演は、「王様と私」のデボラ・カー(Deborah Kerr)。 美しく熱心な家庭教師を力演している。
 マイルスを演ずるマーティン・スティーブンス(Martin Stevens)は「光る眼」(1960)の天才子役であり、妹のフローラを演ずるパメラ・フランクリン(Pamela Franklin)はやがて「ヘルハウス」(1973)で女性霊媒師を演ずることとなる。

 1971年にこの作品の前日談を描いたマーロン・ブランド(Marlon Brando)主演「妖精たちの森」が製作、1992年には「ホワイト・ナイトメア」として再映画化された。「ザ・ダークプレイス 覗かれる女」(2006年)も原作は『ねじの回転』。

【あらすじ】

 広大な屋敷を所有する金持ちの男は、幼い甥と姪の面倒を見る必要に迫られ、女性の家庭教師を雇うが、彼女が亡くなってしまったため、新任を探していた。
 それに応募して採用になったミス・ギデンス(デボラ・カー)は、なにがあっても自分で問題を解決するようにと言われ、了承する。
 屋敷を訪れた彼女を待っていたのは、まだ幼いフローラ(パメラ・フランクリン)と世話人のグロース夫人だった。
 ミス・ギデンスは無邪気なフローラに好感を抱くが、しばらくしてロンドンの寄宿学校にいるはずのマイルズ(マーティン・スティーブンス)が学校を退学になって屋敷に戻って来るという知らせを受け取る。
 そんなある日、塔の上に人影を見たミス・ギデンスは、その人物が以前ここで働いていた使用人のクイントではないかと告げる。
 さらに湖のほとりにたたずむ、前任者である女性家庭教師の姿を目撃するにつれ、幽霊の存在が子供たちに悪影響を与えていると思い始める…。

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【キャスト】

デボラ・カー(ミス・ギデンス)
パメラ・フランクリン(フローラ)
マーティン・スティーヴンス(マイルス)
マイケル・レッドグレーヴ(叔父)


【スタッフ】

監督: ジャック・クレイトン
製作: ジャック・クレイトン
原作: ヘンリー・ジェームズ
脚本: ウィリアム・アーチボルド
トルーマン・カポーティ
ジョン・モーティマー
撮影: フレディ・フランシス
音楽: ジョルジュ・オーリック

上映時間: 100分



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