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黒部の太陽 / 2009年 フジテレビ(特別企画)  |
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昭和31年から7年の歳月と、延べ1,000万人の労力を費やした黒部ダムの建設。その中でも特に苦労を強いられた大町トンネル掘削工事に見える人間ドラマを感動的に描くテレビドラマ。 フジテレビ開局50周年記念ドラマ特別企画としてフジテレビ系列で2009年3月21日・22日(2夜連続)の21時から放送された。 原作は、木本正次の小説『黒部の太陽 ドラマは、人物、内容とも、映画に比べ木本正次氏の原作に忠実なものになる。物語はダム建設の中でも最大の難工事といわれた大町トンネル工事に焦点を当てた。 映画では、トンネルの大出水シーンなどで俳優やスタッフが負傷するほどの迫力あるシーンも見どころの1つだった。ドラマでももちろん、大出水シーンを再現。全編にCGを利用し、映画に負けない迫力を目指している。 映画で石原裕次郎が演じた主人公に香取慎吾、三船敏郎が演じたダム建設責任者を小林薫が演じている。 熱い魂のぶつかり合いをリードしていく、トンネル工事の最前線で奮闘する工夫たちの若きリーダー、熊谷組倉松班親方、倉松仁志を演じるのが、香取慎吾。 さらに香取演じる倉松と共にトンネル貫通を目指す関西電力の滝山薫平役を小林薫が演じる。 静かなたたずまいの中に熱い心を持つ滝山と、倉松親方を中心に汗と涙の熱い魂のぶつかりあい、人と人との深い絆を描き出している。 ※ 映画「黒部の太陽 【あらすじ】 舞台は黒部川第四発電所。 富山県黒部市の標高1500メートル以上の高地、黒部川上流にある関西電力の水力発電所、通称“くろよん”と呼ばれている。 電力不足を解消するために関西電力が決意したのは、日本一のアーチ型ダムの建設だ。 場所は、黒部川の最上流域。黒部川最上流域の現場まで資材を運ぶためには、トンネルが必要だ。 トンネル工事は、困難を極めることが目に見えていた。一体誰が、この難工事にいどむことができるのだろうか。 白羽の矢は、トンネル工事に実績のある熊谷組・倉松班の親方・倉松仁志(香取慎吾)に向けられた。 倉松の母・ツル(泉ピン子)は猛反対。 倉松は工夫たちと山に入り工事は順調に運んでいたが、やがて脆弱な土壌にぶつかることになる…。
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category: 黒部の太陽 TV
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