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 カチンコ

青春の蹉跌 / 1974年 日本  










【解説】

 エンヤ~トット、エンヤ~トット、エンヤ~トットット
 松島ぁ~の~エンヤ~トットット

 社会への一歩を踏み出そうとする青年が、自らの野望に固執するあまり、逆に破滅していく姿を鮮烈に描く青春ドラマ。
 青春を、そして人生を走り続ける事の空虚さを悟ってしまった者たちの物語。

 原作は、70年安保終焉の虚無感、青春の情熱、孤独、焦燥を描いた石川達三の、ベストセラー中編小説『青春の蹉跌』。

 「四畳半襖の裏張り」などの日活ロマンポルノの鬼才・神代辰巳による初の一般映画作品。
 青春の虚脱感を即興的な演出を織り交ぜて巧みに描き、古い原作をポップな不思議な作品に変えてしまった。
 冒頭のローラースケートをはいてイスを並べるショーケン、途中で挿入される意味のないゼロックスのCM、そして有名すぎる“エンヤートット”のリフレイン。その全てが衝撃的。

 脚本は、後に「太陽を盗んだ男」を監督する長谷川和彦。

 本作では、日本のTVドラマ史に残る斬新で強烈な青春ドラマの傑作となった「傷だらけの天使」で神代監督とタッグを組んでいた“ショーケン”萩原健一を主演に据えた。
 萩原健一は、すでにATG映画「約束」、「股旅」で演技力を評価されていたが、本作とテレビ「傷たらけの天使」によってカリスマ的存在となった。

 萩原健一ももちろんいいが、気だるい恋人登美子役の桃井かおりの演技…何気ない仕草、 細かい部分までも凄い。
 二人共に神代監督の演出に見事に応えている。

 そして、井上尭之によるテーマ曲が素晴らしい。
 『井上尭之 映画音楽の世界 雨のアムステルダム-青春の蹉跌・蔵王絶唱-/サントラCDアルバム/サウンドトラック

 キネマ旬報・日本映画第4位、萩原は同誌の最優秀主演男優賞を受賞した。

【あらすじ】

 大学の法学部に通う江藤賢一郎(萩原健一)。
 家庭教師をしていた大橋登美子(桃井かおり)が無事短大に合格。
 お祝いに二人でスキーに行き、やがて二人は結ばれ、恋人としての付き合いが始まった。
 そんなある日、賢一郎の学費を援助してもらっている伯父の娘・康子(檀ふみ)と街で偶然出会ったことから二人は急速に接近する。
 司法試験にも合格し、社会的地位を固めたい賢一郎は康子との婚約を登美子に告げるのだが…。

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【キャスト】

萩原健一(江藤賢一郎)
桃井かおり(大橋登美子)
檀ふみ(田中康子)
河原崎健三(三宅浩一)
赤座美代子(北条今日子)
荒木道子(賢一郎の母・悦子)
高橋昌也(田中栄介)
森本レオ(小野清二郎)
下川辰平(部長刑事)
久米明(産婦人科医)
中島久之(山本)
芹明香(シンナーの少女)

【スタッフ】

監督: 神代辰巳
製作: 田中収
原作: 石川達三
脚本: 長谷川和彦
撮影: 姫田真佐久
美術: 育野重一
編集: 山地早智子
音楽: 井上堯之

上映時間: 85分



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category: 青春の蹉跌



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